夏樹陽子 改めて山本陽子さんの偉大さ実感 舞台に「降りてきてくださいねと…」

[ 2024年4月4日 18:10 ]

舞台の初日前会見に登場した(左から)伶美うらら、野村宏伸、夏樹陽子、小野了
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 女優の夏樹陽子(71)が4日、都内で、出演する舞台「そして誰もいなくなった」の取材会に出席した。

 今年2月20日に急性心不全のため、81歳で死去した女優の山本陽子さんの代役を務める夏樹は「あと1カ月稽古時間がほしい」と本音を漏らし「これを山本さんはやろうとしていたのか」と改めて故人の偉大さをかみしめていた。

 芸名の「陽子」は、憧れていた山本さんにあやかり名付けられたことを公表している夏樹。

 「(舞台に)『降りてきてくださいね』とお祈りしている」といい、稽古中は「山本さんだったらどういう言い回しかなと考えたりする」と託された舞台を全力で取り組んでいるよう。

 「側にいてくださっているのかなと感じることもあるので、精一杯頑張りたい」と意気込んだ。

 共演する野村宏伸(58)は「台詞を聞き逃したら分からなくなってしまう場面もあるので、真剣に見てくださったら最後、面白い結末になると思います」とPRした。

 舞台は1939年に発表された英の作家、アガサ・クリスティーの長編小説「そして誰もいなくなった」が原案。イギリスの孤島に招かれた8人の客が、1人また1人と消えていくミステリーで、5~7日に、江東区文化センターで上演される。

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