元NHKアナの宮本隆治氏 鈴木健二さんに教わったインタビューの極意「トイレをしている姿を…」

[ 2024年4月4日 04:50 ]

元NHKアナウンサーの鈴木健二さん死去

元NHKアナウンサーの宮本隆治氏
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 元NHKアナウンサーの宮本隆治氏(73)は、アナウンサーの神様と称えられた鈴木健二さんに教わったインタビューの極意を今も心に留める。

 入局8年目、東京に異動した31歳の時。巨人を9連覇に導いた名将の故川上哲治さんの取材前、アナウンス室で台本を広げる宮本氏への一言だった。「緊張していますと伝えたら、その方がトイレをしている姿を思い出しなさい。それも大きい方だぞって。どんな相手も自分と同じ人間。臆してはいけないと教えてくれました」

 従来の人気アナ像を崩した存在でもあった。「NHKのアナウンサーが出世するには、ハゲ、デブ、メガネの3つを兼ね備えることが大切」とウイークポイントとされがちな自らの特徴も誇りを持ち、ユーモラスに語っていた。宮本氏は「見てくれは怖いけど、とても温かい人」としのんだ。

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