東国原氏　舌禍の静岡・川勝知事に皮肉「失言しては生まれ変わると…そのたびに生まれ変わってない」

[ 2024年4月4日 15:21 ]

　元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏（66）が4日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、静岡県の川勝平太知事の不適切発言について自身の見解を示した。

　川勝知事は1日、県の新規採用職員への訓示で、「県庁というのは、別の意味で言うとシンクタンクです。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたりとか、あるいは（物を）作ったりとかと違って、基本的に皆様方は頭脳、知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要があります」などと発言。これに県内の農家などから職業差別だと怒りの声が噴出した。その後、川勝知事は6月の県議会で辞職する意向を明らかにし、3日に会見を開いた。

　これまでも度重なる不適切発言が問題となた川勝知事。東国原氏は今回の辞職について「これは辞職は当然でしょうね、ということです。何回も失言を繰り返されておりますから、そのたびに反省して生まれ変わるというような言葉もありましたし、そのたびに生まれ変わってないんですね」と皮肉たっぷりに指摘した。

　川勝知事は3日の会見で、発言について謝罪したものの、発言の撤回などはしないとした。東国原氏は「昨日の謝罪は、悪いと思ってないんでしょうね、本人は。すみませんでしたと謝罪はしていますけど、撤回をしないということは、心から悪いとは思ってないんじゃないかなって思います」と分析した。

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