26年ぶり「GTO」は反町の提案だった「POISON」歌詞は「今の世の中じゃないか。伝えることが…」

[ 2024年4月4日 12:00 ]

取材会を行った反町隆史
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 俳優の反町隆史(50)が3日、都内で取材会を行い、1日にフジテレビ系で放送された主演ドラマ「GTOリバイバル」について舞台裏を語った。

 放送終了後に出演者らが会見を行うのは極めて異例。反町は「視聴者が昔よりもテレビの前に座らない時代に、皆さんが集まってくれたことに本当に感謝。俳優としてやっていて、この『GTO』に携わって、鬼塚英吉をまたこうやって素晴らしい形でリバイバルとしてできたこと、本当に感謝しかありません」と頭を下げた。

 ドラマの主題歌である「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」は、反町が26年前に作詞。「『ポイズン』を書いたとき、実は自分で書きながらも今ほど何かしみる感じではなかった。学生当時の等身大の自分のことだったんですよね」と振り返り、数年前に赤ちゃんが泣き止む曲として話題になったことにも触れた。「ちょうど『相棒』をやってるときに、赤ちゃんが泣き止むとかが話題になったんですよ」とし「その時に歌詞を見返したときに、あれって思った。この言葉ってもしかしたら今の世の中というか…」。

 「POISON」の「言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISON 俺は俺をだますことなく生きてゆく」という自分自身が書いた歌詞が反町の胸に響いた。「鬼塚と『POISON』というものは切っても切れないものですけど、何か伝えることができるんじゃないかなというところがまず始まりでした。当時から一緒にやっていた関西テレビのプロデューサーに相談して、それがきっかけでした」と、26年ぶりリバイバルは自身の提案だったことを明かした。

 「もしかしたらこの鬼塚だったら響いてくれるかもしれないっていうのと、また何か感じていただけるチャンスになるんじゃないかなって。またもう1回そのテレビの前に、人をリアルタイムで呼べるんじゃないかな?可能性があるかな?っていうのがありました」と、同作への熱い思いを語った。

 1998年に放送された大ヒットドラマの26年ぶり復活。元ヤンキー教師「グレート・ティーチャー・オニヅカ」こと鬼塚英吉の型破りな教育を描いた「GTO」が、令和の時代によみがえった。平均世帯視聴率は9・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。同時間帯(後9・00~10・48)横並びトップだった。98年には、生徒役として窪塚洋介、小栗旬、山崎裕太らが出演していた。

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