辛坊治郎氏 川勝知事の選挙の強さ推測「不快感を感じている世論を受けて知事をやっていたのか」

[ 2024年4月4日 16:52 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(67)が4日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に大阪のスタジオから生出演し、辞職を表明した静岡県の川勝平太知事について自身の見解を示した。

 川勝知事は1日、県の新規採用職員への訓示で、「県庁というのは、別の意味で言うとシンクタンクです。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたりとか、あるいは(物を)作ったりとかと違って、基本的に皆様方は頭脳、知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要があります」などと発言。これに県内の農家などから職業差別だと怒りの声が噴出した。

 川勝知事は2日、6月の県議会で辞職する意向を明らかにし、3日の会見では「第1次産業の方たちの心を傷つけたこと、誠に申し訳ございませんでした」などと謝罪した。

 川勝知事は4期目の任期途中で辞職することになる。辛坊氏は「何だかんだ言いながらも、あのとんでもねえおっさんさ、静岡県の選挙、めちゃめちゃ強いんだよ?知ってる?どのくらい強いか」と、独特の言い回しで川勝知事の選挙戦への強さを解説した。

 「前回もいっぱい失言スキャンダルが相次いで、あれも言って、これも言って、それも言って、県会議員を暴力団員扱いみたいな発言まであって。それで前回の選挙の時には、前々回の選挙の時より10万票から上乗せして、ぶっちぎりで当選してますからね」

 その上で、その強さの理由を推測した。「静岡で何でこの人、こんなに人気があるんだというと、恐らく静岡県民の多くは…多くは選挙に行っていないという問題はありますが、それはいったん置いといて」と前置き。「やっぱりリニアが静岡の北部をかするだけで、駅がないということに対して、それなりに怒りのようなものを覚えている方がいらっしゃるんじゃないかなと思うんですよ」と指摘し、「そういう不快感を感じている静岡県の世論を受けて、知事をやっていたということなのかしら?」と分析した。

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