辛坊治郎氏 静岡・川勝知事の辞職理由に独自見解「大井川とか環境とか関係なしに…」

[ 2024年4月4日 17:13 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(67)が4日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に大阪のスタジオから生出演し、静岡県の川勝平太知事の辞職理由について自身の見解を語った。

 川勝知事は1日、県の新規採用職員への訓示で職業差別とも取れる発言をし、2日には6月の県議会で辞職する意向を表明。3日の会見では「第1次産業の方たちの心を傷つけたこと、誠に申し訳ございませんでした」などと謝罪した。辞職の理由について、「一番大きかったのはリニアです」と、リニア中央新幹線の事業計画の変更を挙げた。

 会見の文字起こしを読んだという辛坊氏は「川勝さんがリニアの工事問題について、大井川の水が減るとか、アルプスの環境問題がとかいろんな言い方をしていましたよね」と過去の発言を解説。「でも本音のところで、リニア中央新幹線が建設されるのが嫌だったんじゃないの?というのが分かったのが、昨日、本人が言うには、辞める理由の一つとしてJR東海が正式に2027年開業を断念したからだというわけですよ」と続けた。

 さらに「ということは、大井川とか環境とか関係なしに、要するに2027年にリニア中央新幹線ができることを阻止したかったということを認めた感じに聞こえたんだけど、そう判断していいのだろうか」と、自身の見解を口にした。

 疑問点は、川勝知事がリニア中央新幹線の工事に反対した真の理由だという。「東京と中部地区、大阪地区を将来的に結ぶ大動脈が静岡を通っていない、そこに駅もないということに不快感を感じていたのだろうか?少なくとも、そういう不快感を感じている静岡県の世論を受けて、知事をやっていたということなのかしら?」と仮説を立てた。

 その上で、今後の県政とリニア工事について言及。「次に選ばれる知事は、川勝さんほどかたくなじゃなくても、対世論を見た時に、そう簡単にリニア中央新幹線の静岡で工事が途切れているところの工区の工事に賛成するとは思えないんだよね」と、自身の予想を述べていた。

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