野々村友紀子氏 問題発言の静岡・川勝知事に辛らつ「自分も傷付いてるとか…意味分からない」

[ 2024年4月4日 15:38 ]

野々村友紀子氏
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 放送作家の野々村友紀子氏(49)が4日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、静岡県の川勝平太知事の不適切発言についてコメントした。

 川勝知事は1日、県の新規採用職員への訓示で、「県庁というのは、別の意味で言うとシンクタンクです。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたりとか、あるいは(物を)作ったりとかと違って、基本的に皆様方は頭脳、知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要があります」などと発言。これに県内の農家などから職業差別だと怒りの声が噴出した。その後、川勝知事は6月の県議会で辞職する意向を明らかにした。

 3日に開いた会見では、「第1次産業の方たちの心を傷つけたこと、誠に申し訳ございませんでした」などと謝罪した。野々村氏は「ヒガシさん(東国原英夫氏)もおっしゃっていた通り、悪いと思ってないというか、分かってないのかなと。記者会見の話を聞いていても、周りの方に、今までの失言のことを“こういうこと言っちゃダメですよ”と言われたとしても、何が悪いのかという根本的なところが分かってらっしゃらないから、繰り返しているのかなと、見ていて思いましたね」と見解を口にした。 

 川勝知事は謝罪しながらも、「傷つけたことにつきましては、私の心も傷ついておりますので、申し訳ないと思っております」などとし、発言の撤回は拒んだ。野々村氏は「自分も傷付いているからとか、ちょっと意味分からないですし」と首をかしげた。

 リニア中央新幹線の工事を巡っては、自然環境問題を理由に着工を拒否し続けてきた川勝知事。野々村氏は「自然を守るというところでは県民の方に支持されていたり、リニアに対しても一貫した態度を支持している方もいらっしゃったと思いますけど、私としたらこれだけ失言されていたのに、すごく長かったなという感じがして」と、4期目という任期の長さに疑問符を付けた。

 また「変に静岡が悪目立ちしちゃった気がして」と残念がり、「もっといいところがいっぱいあるので、そういうところが静岡も注目されたら良かったなと思います」と述べた。

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