車いすインフルエンサー・中嶋涼子さん イオンシネマ告発の経緯を改めて説明「伝える事の難しさを感じた」

[ 2024年4月4日 16:20 ]

「イオンシネマシアタス調布」公式サイト(https://www.aeoncinema.com/cinema/chofu/)から

 車いすインフルエンサー・中嶋涼子さんが4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。シネコン「イオンシネマ」に対する告発を巡る一連の投稿について、「今後の自分の活動にいかしていきたい」と、改めて自身の思いを打ち明けた。

 中嶋さんは多くのテレビ番組に出演し、YouTube、講演活動など幅広く活動している車いすインフルエンサー。今年3月15日、「イオンシネマ シアタス調布」で映画を鑑賞するためスタッフに介助を求めたところ、拒否されたとしてSNSで告発。イオンシネマが謝罪する騒動に展開していた。

 中嶋さんはその後、「様々な意見や誹謗中傷などが飛び交う中で、誤って伝わってしまっている部分もあるのでいくつか訂正させていただきます」として、「これまで何度も鑑賞している映画館で、以前はスタッフが移動の補助をしてくれたこと」や「イオンシネマ側と話し合いを行った」ことなどを説明。「みんなと同じように、車椅子でも“見たい時に見たい映画館で見たい映画を鑑賞できる”場所ができたら嬉しいです。今回のお話し合いで、その場所に少しでも近づけていけていたらと願います」と呼びかけていた。

 この日、改めて「先日投稿したご報告では、イオンシネマさんとお話しした内容をお伝えしたいと思い、割愛しましたが、3月20日にイオンシネマさんにお電話した際にはまず、今回騒動になってしまった件についてお詫びいたしました」と説明。

 続けて「その際、イオンシネマの支配人さんからも“話し合いをする為に連絡したいと思っていた”と伺い、双方同じ思いだったので、今回の件や今後の映画館でのバリアフリー対策について、直接お会いしてお話をすることになりました」と、話し合いに至った経緯を明かした。

 「その後直接お会いした際に、改めてこちらからお詫びをした上で、お互いの意見交換をさせていただきました」といい、中嶋さんは「改めて伝える事の難しさを感じております」としみじみ。「今回、いろいろとご指摘いただいたことに感謝し、今後の自分の言動や活動に活かしていきたいと思います」と締めくくった。

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