掛布雅之氏 山本由伸の2度目のノーノー、打者目線で解説「カウントをとる球がない。すべて勝負球」

[ 2023年9月10日 16:34 ]

掛布雅之氏
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 阪神OBの掛布雅之氏(68=野球解説者)が10日、MCを務めるTBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。オリックス・山本由伸の自身2度目のノーヒットノーランについてコメントした。

 昨年6月18日の西武戦に続く快挙で、2年連続のノーノーは1リーグ時代の亀田忠(1940、41年)以来、82年ぶり。戦後では初めての偉業となった。

 9日のロッテ戦(ZOZOマリン)で5回までパーフェクト投球。6回先頭の安田にストレートの四球を与え、昨年の佐々木朗に続く完全試合こそ逃したものの、出した走者はそのフォアボールと、9回2死からの死球だけ。要した球数はわずか102球と圧巻の内容だった。

 掛布氏は「素晴らしいですね。打者からすると、山本投手の投球は、カウントをとる球がないんですよ。すべて勝負球で来ますから、打者からすると、打てる球を選択するのがすごく難しいタイプの投手なんですね。ストレート、フォーク、カーブのすべての球が勝負球になる球なんですよ。どちらかというとカウントをとってくる球は、ストライクとってくるから対応できるんですよ。そういう球がない。だから昨日は打つチャンスがなかったと思います」と話した。

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