「KAT―TUN」中丸雄一 メディアとの関係に「競争社会…でも電波はみんなのもの。何が正しいのか」

[ 2023年9月10日 10:46 ]

ジャニーズ事務所
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 「KAT―TUN」の中丸雄一(40)が10日、レギュラーを務める日本テレビ「シューイチ」(日曜前7・30)に生出演し、故ジャニー喜多川元社長の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が7日に行った会見について言及した。

 会見では、藤島ジュリー景子氏が社長を退任し、少年隊の東山紀之が5日付で新社長に就任したことを発表。東山は性加害問題を事実と認め「鬼畜の所業」「人類史上、最も愚かな事件」と断罪した。今後は年内でタレント業を引退し、被害者対応に当たる。また、注目された「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組む方針を示した。この会見後、複数のスポンサー企業が同事務所所属のタレントの広告起用を見送る方向性を示している。

 ジャニーズ事務所が設置した「再発防止特別チーム」(座長・林真琴前検事総長)が8月29日に開いた会見では、性加害問題の原因について「ジャニー氏の性嗜好異常」「メリー氏による放置と隠ぺい」「ジャニーズ事務所の不作為」「被害の潜在化を招いた関係性における権力構造」を挙げ、その背景として同族経営の弊害やずさんな管理体制、ガバナンスの脆弱性、マスメディアの沈黙、業界の問題を指摘していた。

 中丸は、メディアとの関係について「今の資本主義、競争社会。ほかのいろんなさまざまなジャンルでシェアをライバルの会社と競っていって、なるべく多くを取っていくというのは正しい姿」とし、「ただ、この芸能界においては電波がありますから、テレビにおいては。電波はみんなのものじゃないですか。だからここが凄く難しいんだと思うんですよね」と指摘。「努力していって活躍する場を勝ち取りにいくというのは正しいと思うんですよ。でも電波だから、全員のものだからっていう、ちょっとここは専門家の方に話を聞かないと何が正しいのか分からないですね」と話した。

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