TBS社長 今夏最大の話題作「VIVANT」の続編に「これからなのかなと」

[ 2023年9月20日 15:25 ]

東京・赤坂のTBS
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 TBSの佐々木卓社長(64)が20日、東京・赤坂の同局で定例会見を行い、俳優の堺雅人(49)が主演を務めた日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)の続編の可能性について言及した。

 佐々木社長は続編の可能性について聞かれ、「福澤監督が“視聴者の皆さんの声次第だ”と言っていて、その通りだと」とコメント。「僕は社長という立場なので、思いはあるんですが…現場の判断、これからなのかなと思っています。胸の思いとは別に…」と含みを持たせた。

 佐々木社長は同作について「私もストーリーを全く教えてもらってなかった。結末ももちろん、知らなかった。結末もどんでん返しだった最終回もテレビに釘付けになりました」と声を弾ませていた。

 今夏最大の話題を呼んだ同作。79分スペシャルで放送された最終回(第10話)の平均世帯視聴率は前週から4・7ポイントも急上昇し、19・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得。番組最高を更新しただけれなく、今年の全ドラマ1位に浮上した。

 「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどドラマ史に残る大ヒット作を生み続ける同局・福澤克雄監督が原作を初考案したオリジナルドラマ。脚本は八津弘幸氏、李正美氏、宮本勇人氏、山本奈奈氏。演出は福澤監督、宮崎陽平監督、加藤亜季子監督。

 初回放送までストーリーや役柄など作品の詳細を明かさない異例の手法。阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司と主演級の超豪華キャストをはじめ、事前に発表した総勢42人の出演者とモンゴルロケを敢行した以外はベールに包まれたままだった。初回ラストに嵐の二宮和也が事前告知なしのサプライズ登場。43人目の“最後のピース”として反響を呼んだ。

 日本と中央アジアを駆け巡る予測不能なアドベンチャー。インターネット上には“考察班”が出動。毎回、巧みな伏線が張り巡らされたストーリー展開は、視聴者を“裏切り”続け、クギづけに。ブームを巻き起こした。

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