「VIVANT」ドラム、役名で俳優活動続行「人生を懸ける」 福澤監督も期待「他の作品も堂々と出て」

[ 2023年9月20日 10:16 ]

ドラをたたく富栄ドラム(撮影・西海健太郎)
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 ドラマ界に新風を吹かせた今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)は、17日に最終回(第10話)を迎えた。「ドラム」を演じる元力士で俳優の富栄ドラム(31)は最終回放送後、ファンに向け“初めて”自身の声で感謝を伝え、役名での俳優活動続行を宣言した。

 最終回が放送された同日に開催されたファンミーティング。最終回放送後、同局・福澤克雄監督とドラムが「アフタートーク」を展開した。

 劇中でドラムは一切声を発することなく、翻訳機を使って会話を展開。声優・林原めぐみの音声と愛らしい表情で感情を伝えた。

 これまで同局の情報番組に出演した際も、劇中のイメージを壊さぬよう、翻訳機を使用して出演。ドラムはユーチューバーとしても活動していることから、その動画で声を聴くことはできるものの、「ドラム」としてテレビ出演をする際は、徹底して声を封じていた。

 最終回終了後、ついに「私はドラムです!よろしくね!」と、自身の声で“決めゼリフ”を解禁。続けて「第1話放送から、話すことのできないドラムのイメージを守るために、今までずっと頑張ってきたのですが…最終話の放送で皆様に十分に楽しんでいただけたということで、今、とうとう、声を初披露させていただいております!」と、声を出せる喜びを口にした。

 また「林原めぐみさんみたいに、かわいい声ではないですが、こっちの声も受け入れていただけたら、とてもうれしいと思います」と照れ笑い。そして「今後も役者として、福澤監督につけていただいた『ドラム』を芸名にして、人生をかけて、感謝の気持ちを忘れず、謙虚に頑張りますので、もしよかったら応援してください」と頭を下げた。

 ドラムをオーディションで見出した福澤監督は、「まあまあまあ、いろいろあるんだよ。一気に人気が出るときってあるけど、一気に下がるから」と、人気絶頂のドラムの気を引き締め「皆さん応援してあげてください」と呼びかけ。

 続けてドラムに対し「役者の勉強を一生懸命して、いっぱい見て、堂々と出られるよな?ほかのドラマとか映画にも」と期待。「まずオーディションで、俺が“ポン”っと目を引いた。そういう神様からもらったものを持っているんだから、練習だよ」と肩をポンポンと叩くと、ドラムは真剣な表情に切り替え「はい」と力強く返事をした。

 姓名判断によって、本名よりも「ドラム」を入れた方が縁起がいい…ということから、今後「富栄ドラム」の名で活動を続けることを発表したドラム。今後の活躍に注目が集まりそうだ。

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