「らんまん」図鑑完成目前も震災発生…大畑「火消しの名折れ」ネット心配「皆ご無事で」万太郎たちは渋谷へ

[ 2023年9月20日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」。大畑義平(奥田瑛二)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は20日、第123話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第123話は、大正12年(1923年)9月1日。万太郎(神木隆之介)の図鑑は、ついに完成の時を迎えようとしていた。

 万太郎は永守(中川大志)がいる神戸に旅立つ準備、寿恵子(浜辺美波)と千歳(遠藤さくら)はいつものように昼食の準備。その時、関東大震災が発生。十徳長屋も倒壊した。

 末娘・千鶴(本田望結)が勤め先の上野の百貨店から何とか戻る。千歳は虎鉄を心配。長男・百喜(松岡広大)は役所、次男・大喜(木村風太)は新聞社。寿恵子は「役所と新聞社は崩れないでしょうね」。万太郎たちは可能な限りの標本を持ち出した。

 火災も発生し、各地に甚大な被害が出る。大畑印刷所で働く虎鉄(濱田龍臣)は大畑(奥田瑛二)と共に消火活動にあたる。

 元々、江戸の火消しだった大畑は「ここで、食い止める。命があるうちに、逃げたんでは、火消しの名折れだ!水運べ!ここは、根津の大火にも焼け残った。これまで一度も、焼けたことがねえ!神田の火事は、俺たちが何度も何度も食い止めてきた。火を消す。町の人を助けろー!守れ!」――。

 標本を背負った万太郎たちが大学へ向かう道は混乱。寿恵子は「渋谷に逃げましょう」――。

 大畑や虎鉄、百喜や大喜の安否は不明。SNS上には「どうか、どうか、皆ご無事で」「大畑さんは無事ですか…」「大畑の大将にはあんな形で再会したくなかったよ。元火消しでここにつながるとはいえ…」「根津から渋谷、遠い…」「万太郎と大将の本気が伝わった(泣)」などと心配の声が上がった。

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