伊藤惇夫氏 小渕優子氏の選対委員長起用、“ドリル事件”に触れ「閣僚だと国会で野党から徹底的に追及」

[ 2023年9月13日 12:56 ]

東京・赤坂のTBS
Photo By スポニチ

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が13日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。自民党新執行部が同日、党本部で就任記者会見に臨み、小渕優子選対委員長(49)が、2014年に政治団体の不明朗な政治資金支出で経済産業相を辞任したことを巡り「大変なご迷惑をおかけした。心からおわび申し上げたい」と目に涙を浮かべて陳謝したことに言及した。

 小渕氏を巡っては、14年に後援会主催の観劇会の不明朗な会計問題が発覚。15年に元秘書2人が執行猶予付き有罪判決を受けた。この事件では、検察の家宅捜査を前に、事務所のパソコンのハードディスクが電気ドリルで穴が開けられた状態で見つかっている。

 前日12日には、小渕氏の重職登用報道を受けて、「ドリル優子」がX(旧ツイッター)でトレンド入りもしていた。

 小渕氏はこの日の会見で“ドリル事件”について「私自身、記者会見を開かせていただきました。あらためてお詫びと説明をさせていただき、質疑応答も時間(制限)なく、すべての質問に答えさせていただいて、できる限り誠意をもってお答えさせていただいた」とし、「もし十分に伝わっていない部分があるのであれば、それは私自身の不徳の致すところだと考えています。反省を持ち、決して忘れることがない傷として歩みを進めていきたい」と目に涙をため、声を詰まらせながら話した。

 伊藤氏は、小渕氏の選対委員長起用について“ドリル事件”に触れ、「もし小渕さんを閣僚にすると、かつてのスキャンダルを国会で野党から徹底的に追及される可能性があるので、閣僚にはしづらかったのかという気がします」と自身の見解を話した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年9月13日のニュース