事務所入り口展示のジャニー氏肖像画撤去 大野智が描いた作品 関係者「“ジャニーさん断ち”の表れ」

[ 2023年9月13日 04:30 ]

ジャニーズ事務所
Photo By スポニチ

 故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受けジャニーズ事務所が、本社(東京都港区)の入り口に展示していたジャニー氏の大きな肖像画を取り外していたことが12日までに分かった。

 嵐の大野智(42)が2020年の個展に向けて制作したもの。縦2・2メートル、横1・6メートルという巨大なキャンバスに、カラフルにジャニー氏を描いた意欲作だった。展覧会後には本社1階のロビーに飾り、“事務所の顔”として来客やタレントを迎えていた。

 しかし、性加害報道後に撤去。関係者は「現在の状況でジャニーさんの肖像画を置いておくことはまず不可能。これも一種の“ジャニーさん断ち”の表れでしょう」と語った。

 また、東京・帝国劇場で生前ジャニー氏が使用し、死後も“ジャニーさんの部屋”と言われていた楽屋が、現在上演中の舞台「DREAM BOYS」では設けられていないことも分かった。これまではジャニー氏が手掛けてきた舞台作品では、ジャニー氏の死去後も“楽屋”が設けられ、公演前後などにタレントらが集う場所として使用されていた。関係者は「今後設けられることはないでしょう」と話した。新橋演舞場などでも同様の“楽屋”があったが、今後は同様の措置が取られていく。

 テレビ局関係者は「事務所としてジャニー氏の性加害を認めた以上、ジャニー氏との完全な決別を明確に示していかないといけない。ジャニーズ事務所という屋号が消える、というところまできているのでは」と指摘した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年9月13日のニュース