永山絢斗容疑者、大麻常習か 自宅から巻き紙、タバコとの「見分けがつきにくい」

[ 2023年6月18日 04:00 ]

東京地検から原宿警察署に戻る永山絢斗容疑者
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 大麻取締法違反(所持)の疑いで16日未明に逮捕された俳優の永山絢斗容疑者(34)の自宅から、警視庁が巻き紙やパイプなど大麻の吸引道具を押収したことが17日、捜査関係者への取材で分かった。

 リビングにあったポーチからは乾燥大麻約1グラムも押収されており、警視庁は永山容疑者が自己使用目的で所持していたとみている。乾燥大麻を巻きタバコ状にする「ジョイント」と呼ばれる方法やパイプなどで、常習的に大麻を使用していた可能性がある。

 元麻薬取締官の高濱良次氏によると「ジョイント」での吸引は「通常の紙巻きタバコと見た目がほとんど同じとなり、麻薬取締官のように大麻のにおいを判別することができる専門家でなければ見分けがつきにくい」という。通常のタバコの箱に入れて持ち運んでも違和感がなく「外で吸うこともできるため、日常的に吸っていたのかもしれない」と指摘する。

 捜査関係者によると、吸引道具は15日夜の家宅捜索で見つかった。逮捕容疑は同日と4月に自宅で乾燥大麻を所持した疑い。関係者によると、今年1月に情報提供があったとされ、警視庁は永山容疑者が長期にわたり継続して大麻を使用していた可能性もあるとみて調べている。

 永山容疑者は、15日夜の所持は容疑を認め、4月については否認している。

 警視庁は17日、永山容疑者を送検した。早朝から約50人の報道陣が集まる中、永山容疑者は午前9時ごろに原宿署から車に乗せられ出発。無精ひげが生え、曇った表情でうつむいている様子が見られた。午後6時45分ごろに原宿署に戻った際は、午前中に着けていなかったマスクを着け、正面を見据えていた。

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