鈴木宗男議員パーティー昨年売上1億円超!!自民党時代も「ノルマの何倍も売り上げた」恐るべき営業力

[ 2023年12月18日 19:51 ]

07年、夕張チャリティープロレスで大仁田厚(右)が鈴木宗男に水をかける
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 鈴木宗男参院議員が18日、MBSテレビ「よんチャンTV」にリモート出演し、自民党安倍派に端を発した裏金疑惑について、自身の考えを示した。

 鈴木氏も政治資金はパーティー券の売上で多くの部分をまかなっている。その数字は驚異的で、収支報告書によると、昨年1年間の収入は1億円を超える。「昔からの人間関係、人との出会いを大事にしてきたから」と語り、その売上の多くは人件費と家賃が占めている。「事務所を7カ所抱えていて、そこの人件費もある。移動費や通信費なども大変な額です」。

 「大事なのは透明性」で収支は細かく記載しているが、「なぜ安倍派がそんなことをしていたのか」という質問には「思いもつかない」と首をひねった。

 長らく籍を置いた自民党で、鈴木氏も例外なく派閥パーティーのノルマを受け持ったこともあるが「常に与えられたパーティー券の何倍も売り上げていた」と振り返った。キックバックをもらったことはなく「全部派閥に返していた」という。

 “ノルマ”という考え方については否定するつもりはなく「100人抱えている派閥はその数に見合った資金集めをする必要はある」というのが持論だが、届け出をしないでいいという発想は理解できない。「公明正大なお金なんですから、政治資金管理団体にしっかり載せて、活動費に使えばいい。裏金を作る必要はない」と疑問を感じている。そこに至る動機については「甘え、ずさんさ、政治家としての無責任、倫理観のなさが原因なのでは。あってはならんことだが、みんなで渡れば怖くないという思いもあったのではないか」と推察した。

 自身も02年にあっせん収賄などで有罪となり、最高裁まで争った末に実刑が確定した。本人は今も認めておらず、検察には思うところもある。今後、自民党の裏金疑惑に関連して強制捜査なども行われる可能性が高いが「皆さん、報道などでダンボール何十個押収とかあるでしょ。実は1つのダンボールにノート1冊とかの場合もあるんです。あれは検察のパフォーマンス」と内幕を明かしていた。

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