田崎史郎氏 支持率低迷の岸田内閣「総選挙をやろうとしない限り、引きずり落とされることはない」

[ 2023年12月18日 12:45 ]

テレビ朝日
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が18日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金疑惑について言及した。

 自民党安倍派(清和政策研究会)を巡っては、東京地検特捜部が今週前半にも政治資金規正法違反の疑いで派閥側の関係先への家宅捜索に乗り出す。還流を受けた議員への任意の事情聴取中で、裏金は最近5年間で総額約5億円に上るとみられ、特捜部は派閥の資料や聴取内容から裏金づくりの解明を進める。

 安倍派ではパーティー券の販売ノルマを所属議員に課していた。それを超えて議員が集めた分を、政治資金収支報告書の収入に記載せず裏金として議員側に還流。支出にも記載せず、受領した議員側も収入として収支報告書に書いていなかったとされる。

 番組では、16、17日に実施したANNの世論調査で、岸田内閣の支持率が過去最低の21・3%、不支持率が過去最高の60・4%だったと伝えた。毎日新聞社の全国世論調査では、岸田内閣の支持率が前回調査(11月18、19日)比5ポイント下落の16%、不支持率が同5ポイント上昇の79%と1947年以降最も高い数字となった。

 内閣支持率の低迷について、羽鳥慎一アナが「どうなんでしょう、岸田政権への影響は?」と聞くと、田崎氏は「周辺に聞きますと、じたばたしないでやっていくしかないなと。解散しない限り、引きずり落とされることはないだろうと。岸田さんは、菅さんの後を継がれたわけですね。菅さんは2年前、総選挙をやろうとして、菅降ろしが起きて総裁選の不出馬を決めざるを得なかった。岸田さんも総選挙をやろうとしない限り、当面、大丈夫だろうということですね」と話した。

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