鈴木おさむ氏、スマスマ秘話「テレビなめるなよ」と反発されるも…「あれがテレビ史を変えた」

[ 2023年12月18日 12:50 ]

放送作家の鈴木おさむ氏
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 来年3月31日をもって放送作家、脚本家としての仕事を廃業することを発表した放送作家の鈴木おさむ氏(51)が17日深夜、TOKYO FM「澤本・権八のすぐに終わりますから。」(日曜深夜0・00)にゲスト出演した。

 鈴木氏は、1996年から20年間「SMAP×SMAP(スマスマ)」を手掛けた。当時、男性アイドルがゴールデン帯やプライム帯で番組の司会をやることはなかったといい、「とある事務所の人に始まる1週間前に、“いくら勢いがあったって、それは無理だよ”って、テレビなめるなよ的な感じで言われた。世の中本当にみんなそう思っていた」と明かした。

 しかし、蓋を開けてみれば初回視聴率は20%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。グループ解散の16年12月まで20年間、国民的テレビ番組として老若男女に愛された。

 鈴木氏は「あれがテレビ史を変えましたよね。良きも悪くもテレビ史を変えたと思っている」と語った。「それまで男性アイドルは視聴率を取れないと思われていた。所詮アイドルだから。歌番組はいいけど司会なんてやらせたって冠番組持たせたって、視聴率取れるはずがない。それが彼らが(視聴率を)取ったことによって、半年後から一斉に同じ事務所の人たちの番組始まる。その事務所のアイドルたちが(番組を)やって成功していく。今まで芸人さんとか司会者のものだったのが、男性アイドルによって枠が増えた」と「SMAP×SMAP」の成功がテレビを大きく変えたと熱弁した。

 続けて、旧ジャニーズ事務所の性加害問題によって揺れる現在の芸能界について「男性アイドルがテレビ界でぶわーっと力を持っていた歴史が今年変わった。96年からSMAPがつくったテレビと男性アイドルとテレビの歴史がいろいろあって今年大きく変わった」と語った。

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