スタレビ カバーされまくるあの名曲に本音 根本要「僕らが歌ってても、カバーしてたんですねって」

[ 2023年11月9日 17:12 ]

スターダスト☆レビューの根本要
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 人気バンド「スターダスト☆レビュー」が、7日放送のBSフジ「霜降り明星のゴールデン☆80’s」(火曜後10・00)にゲスト出演し、ボーカルの根本要(66)が、バンドの代表曲に対する率直な思いを語った。

 1979年、「ジプシーとアレレのレ」のバンド名で出たコンテストで、優秀曲賞を受賞。81年に現在のバンド名に改め、「シュガーはお年頃」でデビューした。「夢伝説」(84年)、「追憶」(92年)、「木蘭の涙」(93年)と数々の名曲を生み出し、今年でデビュー42周年。ライブの総回数は2500回を超える。

 番組では「夢伝説」「今夜だけきっと」「木蘭の涙」を披露した。中でも「木蘭の涙」は、小野正利や夏川りみ、高畑充希、クリス・ハート、松崎しげる、渡辺美里、坂本冬美、五木ひろしら、数々のアーティストがカバーしている。

 楽曲が有名になりすぎてしまい、根本はこんなことを言われたことがあるという。「原曲を知らないでいろんな人がカバーするから、僕らが歌ってても、“スタレビさんもカバーしてたんですね”って」。さらに「よくこの音楽業界は、曲の一人歩きという(ことがある)。こいつは本当によく一人歩きして、今現在、行方不明になっちゃって。早く戻って来いよと思うんだけど、なかなか戻って来ない」と、独特な言い回しで笑わせた。

 バンドの長い歴史でも、指折りの代表曲だが、根本は「いろんな人に歌ってもらったからで、いわゆるチャート的には正直、大したことなかった」と告白。それでも、「長いこと歌っていると、それを聴いて楽しんで下さる方がいらっしゃるのがありがたい」と感謝を口にした。

 同曲は作詞家の山田ひろし氏が作詞、ベースの柿沼清史が作曲を担当した。カバーされる喜びを聞かれた根本は、「うれしいのは柿沼だけじゃないですか?チャリンチャリン入ってきますから」とジョークで返答。「正直、思うんですよ。俺の歌じゃダメか?って。俺でいいじゃねえかって。何でそんなに歌ってるんだよと」と、オリジナルのボーカルとしてのプライドものぞかせていた。

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