木村拓哉 「ホントに決まらなかった」キャスティング難航したドラマ共演者 自ら発案で「ドンピシャ」配役

[ 2023年11月5日 12:35 ]

木村拓哉
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 俳優の木村拓哉(50)が5日、パーソナリティを務めるTOKYO FM「木村拓哉 FLOW supported by Spotify」(日曜前11・30)に出演。ゲストでモデルの冨永愛(41)と対談した。

 冨永とはTBSの連続ドラマ「グランメゾン東京」(2019年)で共演。

 木村はシェフ役で主演し、冨永はグルメ誌の編集長、リンダ・真知子・リシャール役を演じた。リンダはフランス人の父と日本人の母の間に生まれ、幼い頃から「食」への造詣が深いという設定。容姿端麗で芯が強く、新聞記者を経てグルメ誌「マリ・クレール ダイニング」の編集長をしているという個性的なキャラクターだった。

 木村は「あの役を引き受けてくださいまして…ホント決まらなかったんですよ」と、当時キャスティングが難航していたことを明かした。

 「リンダって独特なキャラじゃないですか。いてくれるだけでワールドワイドっていう空気感がないと、つまんないキャラクターになっちゃうなって、僕は本を読んで思ってたので。どなたかいないかなあ?って思ってて。引き受けてくれるかな、引き受けてくれたらすっげえ嬉しいなって」と冨永が適役とひらめいたという。

 当時の様子を再現し、小声で「ダメ元で『あのう…冨永愛さんとか聞いてもらっていいっすか?』って」と打診したといい「プロデューサーもなるほどって理解してくれて、愛ちゃんの所にお話がいって、引き受けてくださって。ほんとドンピシャでした」と振り返った。

 冨永は「嬉しかったです、お話いただいた時。まさかと思いましたもん。地上波のドラマをやったことがなかった時期なので、えっ?大丈夫かなって思って」。芝居の経験はあったものの「木村さんもそうですし、キャストの皆さんも豪華な人たちだったんでヤベエ…って」と名だたる共演の俳優陣に震えていたと苦笑。

 それでも木村は「来た!っていう。久々に自分の中で。脚本に描かれてるものを具現化する作業じゃないですか、僕らって。目の前にいる愛ちゃんがやってくれているリンダが、レストランの客席にパって座っているのを見て『来た!』って思いました」と強烈な手ごたえがあったことを語った。

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