R―1グランプリ 4年ぶり「芸歴10年以下」の出場制限撤廃 事務局「すべての人が披露できる大会」に

[ 2023年10月17日 17:04 ]

「R―1グランプリ」
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 ひとり芸の日本一を決める「R―1グランプリ」が17日、公式X(旧ツイッター)を更新。4年ぶりに「芸歴10年以下」の出場制限が撤廃することを発表した。

 同グランプリは、2002年にスタート。昨年、優勝した田津原理音が第21代王者だった。漫才日本一を決める「M―1グランプリ」と違い、02年のスタート時からしばらく芸歴による出場資格の制限はなかったが、21年大会以降は設けられていた。

 関係者によると、12月下旬に1回戦が始まり、来年3月9日に決勝戦を予定しているという。

 以下、事務局の発表声明文。

 新たな若きスターを発掘する、という目的のもと、2021年からの3年間、R-1グランプリは芸歴10年以下という出場制限を設けました。その結果、たくさんの若手の方に挑戦いただき、素晴らしいネタの数々が生まれました。

 一方で、芸歴11年目以上の皆様からは「R-1に挑戦したい」「自分のネタを多くの人に見てほしい」という声も非常に多く、その声は年々強まっていました。

 2024年の大会、そして、さらにその先のR-1グランプリをどうしていくのか議論を重ねた結果、R-1グランプリは、出場者の芸歴に制限を設けず、「すべての人がピン芸を披露できる大会。そして、その中から最もおもしろいピン芸を決める大会」とする方針を決めました。

 若手からベテランまでがしのぎを削り、ひとりきりでもこれだけの笑いが生み出せる、これだけの表現ができる、というピン芸の可能性を感じられる大会を目指します。

 R-1グランプリは、これからも出場者と視聴者の皆様に喜んでいただける大会となるよう、全力で取り組んでまいります。

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