「VIVANT」福澤克雄監督 ドラムのモデルはあのSF超大作の名脇役「あの設定は大変だと思うのよ」

[ 2023年10月13日 22:19 ]

ドラをたたく富栄ドラム(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 今夏、旋風を起こしたTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」のメガホンを取った同局ドラマ制作部の福澤克雄氏(59)が、13日放送の同局系「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(後8・54)に出演し、同作で脚光を浴びたあるキャラクターについて解説した。

 警視庁公安部の刑事・野崎(阿部寛)を助けるエージェントのドラム(富栄ドラム)。言葉を発せず、スマートフォンの翻訳機を使って会話をする、不思議な役どころだった。笑顔を絶やさず、つぶらな瞳をぱちくりさせる異質な存在感で、注目を浴びた。

 ドラムについて、福澤氏は「ドラムはパクりました…パクるって言っちゃいけない」と明かしつつ、モチーフになった名作映画の名脇役の名を挙げた。「チューバッカが欲しかった」。SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズに欠かせない、毛むくじゃらの動物だった。

 「最初、見ている時はワーワーワーワー言ってるだけじゃない?自分がドラマを作るプロになると、あの設定は大変だと思うのよ。ワーワー言って、通訳して、何とかで…って、話はどんどん進まないし。でもドラムは絶対しゃべれない方がいいなと思ったから、携帯でしゃべるようにした」。スマホを使って会話するプロットは、チューバッカを福澤氏なりにアレンジした設定だったことを明かした。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年10月13日のニュース