鈴木エイト氏 旧統一教会の解散請求で変わること「国が不法行為を組織的に行ってきた団体だと認定し…」

[ 2023年10月13日 10:02 ]

フジテレビ社屋
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 ジャーナリストの鈴木エイト氏が13日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。盛山正仁文部科学相が12日に記者会見し、高額献金被害の訴えが相次ぐ世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求を決定したと表明したことについてコメントした。

 質問権行使で集めた資料や被害者証言から不当な献金集めを「教団の業務、活動として行った」と認定。不法行為の「組織性、悪質性、継続性」があり、解散命令の要件を満たすと判断した。13日にも東京地裁に請求する。12日の宗教法人審議会が全会一致で「相当」と了承した。

 宗教法人法は「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」があった場合、裁判所が解散を命じることができると定める。命令により宗教法人格を失い、税制上の優遇が受けられなくなる。

 鈴木氏は、今回の解散請求で何が変わるか聞かれ、「根本の宗教活動は継続できる」としつつ、「今回少なくとも国がこの団体に対して公益性がない反社会的な不法行為を組織的に行ってきた団体だと認定はしたことにはなるんですね。そのことによってこの団体の捉え方、内部の信者の捉え方、いろいろ変化があるので、何も変わらないように見えても、内部、外部の接し方に変化はあると思います」と自身の見解を述べた。

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