鈴木おさむ氏 廃業の大きな理由は「SMAP」 ラジオで本音「解散後、自分のスイッチが入らなくなって」

[ 2023年10月13日 13:06 ]

放送作家の鈴木おさむ氏
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 来年3月31日をもって放送作家、脚本家としての仕事を廃業すると発表した放送作家の鈴木おさむ氏(51)が13日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「JUMP UP MELODIES」(金曜後1・00)に出演。自身の思いを打ち明けた。

 鈴木氏は12日、SNSを通じ「僕は1992年2月から放送作家と言うお仕事を始めさせていただき、今年で32年。放送作家に加えて、脚本業もさせていただいてきましたが。来年2024年3月31日で32年やってきた放送作家業を辞めることにしました。脚本業も辞めます」と来年3月末での放送作家、脚本家としての仕事を廃業すると報告した。

 この日、ラジオで自身の口から報告。「SMAPが解散してから…巨大な船の乗組員として、凄い緊張感の中でやっていた」と振り返り、「彼らがいなくなって、自分のスイッチが120%入らなくなって。このままでいいのかなと…」と、これまで抱えていた思いを打ち明けた。

 鈴木氏はSMAPとの出会いなどこれまでの歩みを振り返り、ラジオの1曲目としてSMAPの名曲「ありがとう」をオンエア。この選曲に、ネット上では「SMAPのありがとうが一曲目 いい曲だ」「曲が染みる…」「鈴木おさむさんのラジオで引退のお話のあと、SMAPのありがとうが流れてなんか泣ける」「鈴木おさむさんにもこの番組にも、いつも元気をもらっていたから、すごく貴重なお話を聞いてすぐに言葉は見つからないけど、おさむさんにはどうか最後までおさむさんらしく走り抜けてほしいです」とさまざまな声が上がった。

  鈴木氏は1972年生まれ、千葉県出身。フジテレビ「夢で逢えたら」を見て放送作家を志し、19歳で放送作家としての仕事をスタート。「SMAP×SMAP」(フジテレビ)をはじめ、「サタ☆スマ」「おじゃMAP!!」(フジテレビ)「『ぷっ』すま」「SmaSTATION!!」(テレビ朝日)など、多くのSMAP関連番組に関わっていたことでも知られている。現在も、元SMAPのメンバーが出演する「ワルイコあつまれ」(NHK Eテレ)、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS)、「中居正広のキャスターな会」(テレビ朝日)などを手掛けている。SMAPをはじめ、キャイ~ンやココリコなど多くの芸能人のブレーンも務めたほか、脚本家としてもドラマ「人にやさしく」など多くの作品を手掛けた。

 昨年、文藝春秋創刊100周年記念号に掲載された、SMAPのことについて書いた小説「20160118」も大きな話題を集めた。

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