くら寿司しょうゆ差しなめ男に執行猶予付き有罪判決 清原博弁護士が解説「実刑ギリギリだった」

[ 2023年10月13日 14:30 ]

東京・赤坂のTBS
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 国際弁護士の清原博氏が13日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、回転ずし大手「くら寿司」の名古屋市内の店舗で、しょうゆ差しをなめる仕草をSNSに投稿したなどとして、威力妨害などの罪に問われた男の量刑について解説した。

 起訴状などによると、兵庫県尼崎市の塗装業・吉野凌雅被告(21)は今年2月、男女2人と共謀し、テーブル上のしょうゆ差しを口に近づけ、飲んだかのような動画を撮影、投稿し、店側にクレーム対応やしょうゆ差しの中身の廃棄などの業務を発生させ、売り上げにも影響させた。また、当時15歳の少女を連れ出した営利誘拐の罪にも問われた。この日、名古屋地裁で開かれた判決公判では、被告に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。

 検察側は「はなはだ軽率で悪質な犯行」とし、懲役3年を求刑。弁護側は被告が反省していることから、再犯の恐れはないとし、執行猶予付きの判決を求めていた。

 量刑の重さについて、清原氏は「実刑ギリギリですね。これ以上の執行猶予を付けようがないくらいの最高の重いところまでいっている。実刑ギリギリだったということです」と強調した。

 この判決に至った理由として、清原氏は「被害弁償ができていないわけです、おそらく。被害弁償をしていない」と推測。「反省はしているといっても、くら寿司さんには被害があるわけだから、そういう被害があるということを重く受け止めて下さいよと。執行猶予5年だけども、この期間でしっかり働いて、くら寿司さんに少しでも被害弁償をしてほしいと、そういうことだと思います」と自身の見解を示した。

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