「VIVANT」衝撃のラストに言葉失う 乃木がベキを…ノコル「ありがとう。父さんは…」大どんでん返し

[ 2023年9月17日 22:18 ]

TBS日曜劇場「VIVANT」最終回。ノコルは何を思って天を見上げているのか…(C)TBS
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 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・30)最終回第10話が、17日に79分拡大版で放送された。

 主人公・乃木憂助(堺)が勤める丸菱商事で起きた、1億ドル(日本円で140億円)の誤送金から始まった同ドラマ。誤送金の謎を紐解き、取り返すストーリーかと思いきや…そこから警視庁の公安、自衛隊の影の諜報部隊「別班」、謎の組織「テント」が登場。さらに乃木が実は別班の一員で、テントのボスのノゴーン・ベキ(役所広司)が父親で…と、目まぐるしくストーリーが展開していった。

 乃木の“立ち位置”も丸菱商事のエネルギー事業部2課課長から、第4話から別班、第8話からテントの一員と変わっていった。さらに幼い頃に生き別れた父親・ベキに「会いたい」という思いが“本心”かと思えば、第9話のラストでは「別班の任務として」テントに潜入していたことを明かすなど、真意は最終回まで見えなかった。

 また、「敵か味方か、味方か敵か―この夏、冒険が始まる。」のコンセプト通りの展開に加え、第1話から多くの伏線が張り巡らされたことでネットで様々な考察が飛び交うなど、反響は回を追うごとに大きくなっていった。結末についても多くの考察の声が上がったが、同ドラマの飯田和孝プロデューサーは最終回直前インタビューで「そんなものはどうでも良いとすら思えてしまうシーンがドーンと待ち受けています」と大どんでん返しを“予告”。

 そして最終回。開始直後から乃木(堺雅人)が別班を裏切っていなかったことが判明。事実を知って激昂するノコル(二宮和也)。優秀過ぎる別班の黒須(松坂桃李)、裏切りのゴビ(馬場徹)…と目まぐるしい展開で圧倒。ついに「敵か味方か、味方か敵か」「過酷な運命を乗り越えた親子」「40年の時を超えた宿命の物語」。ラスト15分…ベキは愛する妻の死に対する復讐を忘れていなかった。「私の中で消えることはない!」「母さんの最後の願いをかなえる」、そして――。

 復讐の銃を構えるベキに放った乃木の一発。

 ノコル「ありがとう。父さんは最後苦しまなかったか」

 乃木は薫とジャミーンに言った。「ただいま」

 言葉を失う“大どんでん返し”な結末を迎えた。

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