「VIVANT」衝撃の最終回 ロス広がる「来週から…」「続編が見たい」ネット騒然&トレンド1位締め

[ 2023年9月17日 22:15 ]

TBS日曜劇場「VIVANT」最終回。乃木憂助(左)とベキの運命はいかに…(C)TBS
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 俳優の堺雅人(49)が主演を務めるTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)は17日、79分スペシャルで最終回(第10話)を迎え、完結した。最後まで圧巻のストーリーと映像で視聴者を魅了し“裏切り続けた”今夏最大の話題作が衝撃の結末。最終回もトレンド1位になるなど、インターネット上で大反響を巻き起こした。オンエアが終わるや、SNS上にはドラマ終了を惜しむ声や感謝の声、続編を望む声などが相次ぎ、瞬く間に「VIVANTロス」一色となった。

 <※以下、ネタバレ有>

 同ドラマは「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどドラマ史に残る大ヒット作を生み続ける同局・福澤克雄監督が原作を初考案したオリジナルドラマ。撮影はモンゴルで2カ月半に及ぶ大規模ロケを敢行し、近年の日本のテレビドラマとしては、異例の長期海外ロケとなった。

 さらに、放送前までに明かされた出演者は主演・堺のほかに阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら総勢42人だけ。ストーリーや役柄などは一切公開しない徹底ぶりだった。謎に包まれながらスタートした初回放送では“43人目の出演者”二宮和也がサプライズ登場してネットを驚かせた。

 その後も張り巡らされた多くの伏線が話題を呼び、毎回放送後に関連ワードがトレンド入りするなど、大きな反響を呼んでいた。また現在、動画配信サービス「TVer」では、期間限定で過去回が追加配信されており、“考察班”の中には、1話を何度も見直して隅々まで“伏線”を探す猛者も現れるなど、最終回へ向けてエンディング、伏線回収に期待が高まるばかりだった。

 最終回も開始直後から乃木(堺雅人)が別班を裏切っていなかったことが判明。事実を知って激昂するノコル(二宮和也)。優秀過ぎる別班の黒須(松坂桃李)、裏切りのゴビ(馬場徹)、逮捕・入国・逃亡、日本のモニターだった新庄(竜星涼)…と目まぐるしい展開で圧倒。ついに「敵か味方か、味方か敵か」「過酷な運命を乗り越えた親子」「40年の時を超えた宿命の物語」。ラスト15分…ベキは愛する妻の死に対する復讐を忘れていなかった。「私の中で消えることはない!」「母さんの最後の願いをかなえる」、そして――。言葉を失う“大どんでん返し”な結末を迎えた。

 また“最後の一人”も判明した。ここまで登場した人物の中に、現在68歳のベキとともに働いていた該当者はおらず、ネット上では「新たな人物が登場するのでは」という考察が上がっていた。さらに、ドラマ公式サイトに表示されている登場人物一覧に1カ所、不自然な空欄があり、「ここに絶対誰か入る」と話題を呼んでいた。考察通り、ベキを裏切る選択を下した“ラスボス”「上原上官」役として、橋爪がサプライズ登場。橋爪はTBSの2夜連続ドラマ「LEADERS」、映画「七つの会議」で福澤監督とタッグを組んでおり、福澤監督作品ファン待望の展開となった。橋爪は奇しくもこの日が82歳の誕生日だった。

 最終回の放送直後から「VIVANT」が日本のトレンド1位に。放送中にも「VIVANTほんとに今日終わる?」「まだ裏がある」「このままでは終わらない」「なんかうまい話すぎて怪しい」「来週はもうないのか…」「最後の最後で半沢直樹展開は最高すぎる」「豪華キャストがついに1画面に」などと反響が続々と投稿された。

 最終回終了直後には早くもネット上で「VIVANTロス」の声が続出。「終わっちゃった」「嘘だろ」「凄かった」「ハラハラして疲れた」「続編あるよね、これ…」「面白過ぎた」「続編もみてみたい~おもろかった~ロスになりそう」「人生で一番早い3カ月だった」「来週からどうしよう…」「乃木さんの愛の物語でした…こんなに最後まで充足感のあるドラマ、他に無いよ。けど続編は見たい。ロス決定です」「とにかく今は頭がいまいち働かない」「とにかく凄っ!!」「ドラマでロスになるの初めて」「ラスボスやばい…でも続きがありそう」など視聴者、考察ファンら作品ファンの“悲鳴”が寄せられ続けている。

 なお、福澤監督は最終回前に行われたファンミーティングで、続編の可能性について「正直に言うと、僕の中では第3部まで考えて作ってる」と告白。この構想が実現されるかどうかは「皆さん次第です」と茶目っ気たっぷりに呼びかけた。

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