10万人に1人の難病・間瀬翔太、バスでの障害者手帳提示で乗客からの舌打ち「心にまで突き刺さる」

[ 2023年9月17日 16:53 ]

間瀬翔太公式インスタグラム(shota_mase)から

 10万人に1人という難病「脳動静脈奇形」を患っていると19年に公表した俳優の間瀬翔太(37)が17日までに自身のブログを更新。バスで障害者手帳を見せた際、ほかの乗客から舌打ちされたことを明かした。

 「なんか障害者手帳を出したら舌打ちされたシチュエーション。懐かしいですね。これで2度目になりますが」と書き出した間瀬。この日は台風だったこともあり、「目的地に電車で向かう為、朝10時ごろに駅に向かったんですが傘が壊れてしまうぐらいの強風だったんですね」「なので駅よりもバスに乗り換えようと思って、普段はあまり乗らないんですが近場でバス停を探して直ぐさま乗り込んだんです」とつづった。

 「2人ぐらい前の人が乗り込んだ後に、僕がバスに乗り込み障害者手帳を提示すると運転手さんもとても優しい方が『あ、少々お待ち下さいね。』と言って、笑顔のまま何かの機械を操作してくれた。しかし、その待ってる数秒の間に真後ろに居た【おじいちゃん】が【チッ!】といきなり舌打ちをしてきて 最初は、聞き間違えかな?と思って無視をしていたんですが 持っていた傘で入口付近をカンカン叩いたり、わざと聞こえる様な声で『早くしろよ』と言ってくるんです。しかもビックリするのがこれまでの時間って10秒ぐらいなんです」と明かした。

 「障害者手帳の表示をバスでした事がある方は分かるかもしれないんですが、手帳の提示から機械の操作、そして支払いまでは本当に10秒以内だと思います」「確かに待たせてしまって申し訳ないのは自分なので、文句も何も言えないんですが、世の中の僕以外の障害者の方達もこういう扱いをされている事があるのが事実です」と訴えた。

 「ちなみにそちらのおじいちゃんも、濡れてしまわない様にバス内にはしっかり入っては居ました」「その後も僕の1つ後ろの席に座って、ずーっと『寒いんだよ』『ふざけるな』と何度も言われていました」と間瀬。昨年7月にタクシー運転手に舌打ちされたことを投稿していたが、「去年のタクシーの障害者手帳の時よりも個人的には酷かった内容だった」とつづった。

 「体調が本当に悪くて、一瞬で気絶したり、記憶を失ったり、僕もなりたくて障害者になった訳でも無いし、生まれつき10万人に1人の難病持ちなのに、なかなかヘビーなパンチはたまに心にまで突き刺さるよね」と記し、「ただ、今回の事件も思う事。僕で良かった。他の障害者の方じゃなくて良かったです。明日も皆さんの心に光があります様に」と締めくくった。

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