森本毅郎 東山紀之の会見で気になったこと 「鬼畜の所業」など厳しい言葉の数々に「極端な表現が逆に…」

[ 2023年9月8日 18:58 ]

森本毅郎
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 フリーの森本毅郎アナウンサー(83)が8日放送のTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金曜前6・30)で、故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が7日に開いた会見についてコメントした。

 会見では藤島ジュリー景子社長が4日付で退任したことと、少年隊の東山紀之の新社長就任を発表。2人はジャニー氏による性加害の事実を認めて謝罪した。東山はジャニー氏の性加害問題について「人類史上最も愚かな事件」と厳しい言葉で非難。「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組む方針を示した。

 森本は「会見を聞いて気になったのは東山さんの言葉ですね」と話し、会見で東山が口にした「今後は人生を懸けてこの問題に取り組んでいく覚悟」「鬼畜の所業」「今は愛情はほとんどない」などの表現に注目。「極端な表現を使うが、決意表明というか突き放したものの言い方を意識されたのかもしれませんが、逆に真実味が薄れてしまうんじゃないかと思った」と自身の受け止め方を語った。

 東山は小学6年の時にジャニー氏から直接スカウトされて芸能界に足を踏み入れた。森本は「人生の恩人でもあったわけでしょ。そういう長年かわいがられてきた人が起こした性加害だから(東山は)相当複雑な立場にいる」と東山の立場に言及し、「その複雑さが見えずにいきなり突き放してしまうことで、果たしてそういうものなのかなあと思わせてしまって、かえって真実味が薄れてしまったような気もします」とした。

 また、ジュリー氏が代表取締役として残留し株式も100%保有したままなことに触れ、「あまり変化が見えない」とバッサリ。「東山さん自身、会社の経営者ということでいえば未知数ですから。なぜ外部から経営手腕がある人を連れて来なかったのかな」と疑問を口にした。

 さらに社名変更がないことについて「性加害をした人の名前が付いている事務所の名前をそのまま存続させるという…今まで実績を上げてきた名前だったとしても、果たして普通の感覚として受け止められるかを考えなかったのかな」とコメント。「身内意識がまだ抜けてない」と指摘し、「体制が整わないうちの記者会見だったのかな」と私見を語っていた。

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