フジ解説委員・風間晋氏 ジャニーズ事務所会見に「もう少しスピード感があってほしかったなという気持ち」

[ 2023年9月8日 12:17 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が8日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が7日に都内で開いた会見についてコメントした。

 会見では藤島ジュリー景子社長が4日付で退任したことと、少年隊の東山紀之の新社長就任を発表。2人はジャニー氏による性加害の事実を認めて謝罪した。今後は外部から法令順守を徹底するための人材を招き、人権侵害防止のため体制を整備することなどを約束。被害者へは期間を決めず、「法を超えて」(東山)の補償も行うとした。ジャニー氏の性加害問題については「人類史上、最も愚かな事件」と厳しく追及。「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組む方針を示した。

 会見には、昨年10月に事務所を退社した滝沢秀明氏の後任として「ジャニーズアイランド」の社長に就いた井ノ原快彦も出席した。

 風間氏は「(外部専門家による再発防止特別チームによる)報告書から1週間。昨日、明かされたのは9月5日に取締役会をやって、社長の交代を決めた。その2日後にこの会見をやった」とこれまでの流れを示したうえで「僕自身はこのスピード感はどうなのかな?と思っているんですね」と見解を示した。

 今回の問題は5月にはジュリー氏は謝罪動画をアップするなど、対応が始まっていたとし、「ジャニーズ事務所の解体的出直しは、今年5月からすでに始まっていたと思うんですよ。つまり100日経っているんです。5月の時点で東山さんは社名の変更の可能性もすでに言及されていたのが、今も揺れている状況が会見でも垣間見られました」と指摘。さらに「株式の問題もそう。僕は具体的な解体的出直しの核心は実はそういうところにあると思っていたので、そういう意味ではもう少しスピード感があってほしかったなという気持ちもあります」と話した。

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