【ジャニーズ事務所会見一問一答(3)】東山「これほどの落胆はなかった」井ノ原「僕は怖かった」

[ 2023年9月8日 05:10 ]

ジャニーズ事務所 4時間12分会見

<ジャニーズ会見>会見に臨む東山紀之(右)と井ノ原快彦(撮影・西海健太郎) 
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 ――ファンにどう説明し、謝罪するか?

 東山「まずは努力を続けること、そして信頼を取り戻すこと、それしかない」
 井ノ原「これ以上がっかりさせるようなことのないように、タレントとしても今まで以上に恩返ししていきたいと思っています」

 ――社長就任の決断に至るまでの経緯は?
 東山「大変な犯罪なので、亡くなったとはいえ誰かが引き継がないといけないのかなということはずっと思っていました。その中でやはり僕の使命であるのではないかという思いというのが非常に強くありましたので人生を懸けてやろうかなという決断に至ったわけです。相談はしませんでした。誰にも。一人で考えて一人で結論を出しました」

 ――新社長に東山さんを選んだ理由は?
 ジュリー氏「所属タレントやJr.のどちらの気持ちも分かる、溝をつくらないという意味でも、長くジャニーズ事務所に所属して、タレントの気持ちも分かる人がトップに立つ方が、みんなとの溝をつくらないという意味で重要ではないかと考えて東山に依頼しました」

 ――ジャニー氏以外にも社員の性加害があったというが?
 東山「それは聞きました。厳しく対応していくべきだなと思います」
 ジュリー氏「噂レベルでも存じませんでした。それは厳しく対応する」

 ――ジャニー氏の性の嗜好(しこう)を知ってしまった時の思いは?
 東山「自分の本当に根本であったものが全てなくなった思いでした。自分の人生の中でもこれほどの落胆はなかった」
 井ノ原「あの顔と裏の顔があるんだろうか。そういうことで僕は怖かったです。正直言って。本当にショックです」

 ――取締役会を開いてこなかったのはなぜか?
 東山「間違っていたということ。ちゃんと機能していないということですから」
 ジュリー氏「私が代表取締役社長になるまでは2人(ジャニー氏とメリー氏)が株主で意思決定者で、私も含めて取締役は名ばかりでした」

 ――誰もが知る著名な被害者が出てこない。組織の中で言い出しにくい状況ではないのか?
 東山「センシティブな問題なので、僕から聞くということはできない。どこかのきっかけで言ってくれるのか、それともどうするべきなのかというのを探っているところ」

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