人気漫画「赤髪の白雪姫」原画展 サンシャインシティで開幕

[ 2023年7月14日 13:46 ]

「赤髪の白雪姫 原画展」入り口に展示された登場人物の“等身大”アクリルパネル。中央が主人公の白雪

 白泉社の漫画誌「LaLa」で連載中の人気ファンタジー漫画「赤髪の白雪姫」の原画展がきょう14日から、東京・池袋のサンシャインシティ展示ホールAで行われる。作者あきづき空太さんのデビュー20周年を記念したもので、200点以上の原画を中心に作品世界を思い起こす造形物やセットを多数展示。ファンなら見逃せない展覧会となっている。30日まで。

 2006年に「LaLa DX」で連載が始まり、15年と16年にはアニメ版が放送された人気作で、中世ヨーロッパ風の世界を舞台とするファンタジー。美しく珍しい赤髪の主人公・白雪が悪名高いラジ王子に見初められ、それに困惑して国を出ようとするところから物語は始まる。森で出会った隣国の王子ゼンに助けられ、同国の宮廷薬剤師となり、新たな一歩を踏み出す。これまで単行本全26巻が刊行されている。

 展示の原画は、印刷の際は反映されない薄い青の文字でスタッフへの指示などが書き込まれるなど、製作現場の空気が感じられる。原画の他に、キャラクターの特大アクリルパネルや、キャラたちのドレスなど衣裳も多数展示。劇中で白雪らが実現を目指す「フォスティリアスの輝く夜道」も、クラウドファンディングで資金を募って再現され、作品の世界観にどっぷり浸れるようになっている。

 グッズ販売のほか、キャラをイメージしたドリンクなどを楽しめるカフェも併設している。入場特典として、単行本1~16巻の扉絵をミニ色紙風にしたカードも配布される(枚数に限りあり)。

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