明石家さんま 「ひょうきん族」終了に至る経緯説明「8年ですからね。世間の飽きもちょっと」

[ 2023年11月26日 23:06 ]

明石家さんま
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 お笑いタレント明石家さんま(68)が、26日放送の日本テレビ系特番「誰も知らない明石家さんま 第9弾」(後7・00)に出演し、「オレたちひょうきん族」放送終了に至るエピソードを明かした。

 81年に放送をスタートした同番組は、裏番組の「8時だョ!全員集合」とし烈な視聴率争いを繰り広げ、86年には27・3%の最高視聴率をマークするおばけ番組になった。

 しかし、時代の流れや、「全員集合」に代わって放送開始された「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の台頭もあり、徐々に視聴率も低下していった。

 出演者たちのモチベーションにも変化が生じていった。さんまは「たけしさんが(収録に)来なくなったりしたんですよ。家におばけが出るから出られなかったとか、車のシートベルトが離れなくなっちゃったとか。うそばっかりついて来なくなっていた」と告白。8年の長きにわたる放送で、「たけしさんもそうだったけど、『ひょうきん』に飽きていたり、8年ですからね。世間の飽きもちょっときてるかというころだった」と明かした。

 関係者の証言で作られた再現ドラマでは、「ひょうきん族」の行く末はたけし、さんまの2人の判断に任され、たけしの「終わりにしようか」という一言で、番組は8年の歴史にピリオドを打ったという。

 当時の思いを、たけしも振り返った。「みんな売れちゃったし、懸命にやることがなくなってきたんだよね。1回やめて、さんまちゃんとまたやろうと言ってて、2人で特番やろうと言ってたんだけど、時代というか、テレビ局自体が予算がなくなっちゃった」。それでも、さんまと再びコントをやる夢はあきらめておらず、「1回、台本を書いたんだけどね」とも明かした。

 さんまはたけしから、会うたびにコントでの再共演を熱望されるという。「ずーっと、『ひょうきん族』が終わってから毎年のように、“コント番組をやりたい、俺と”と、ずっとおっしゃっていただいている。年寄りが一生懸命やって粉にまみれたり、池に落ちたり。またやりたいやりたいと、会うたびにまたやろうとおっしゃいます」と打ち明けていた。

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