タカトシ・トシ 若手時代の苦い思い出に約30年後の後日談「師匠が俺らの楽屋に来て…」

[ 2023年11月26日 17:26 ]

お笑いコンビ「タカアンドトシ」のトシ
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 お笑いコンビ「タカアンドトシ」のトシ(47)が、25日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演し、同じ事務所の師匠から掛けられた思いがけない一言を明かした。

 相方のタカ(47)と中学時代、北海道でコンビを結成し、高3の時に吉本興業の札幌事務所でオーディション番組に出演することになった2人。女子高校生たちが多数、詰めかけたスタジオで、2人は大爆笑をさらったという。

 しかし、3人いる審査員全員が、おもしろくなかったことを意味するイエローカードを提示した。トシは「え?みたいな、こっちも。バカウケよ?大バカウケ。え?みたいな」と、その光景に目を疑ったという。「3人の(審査員の)思惑としては、“ウケすぎだから、俺くらいは辛口のジャッジをして言ってあげないと、この子たちは今後のこともあるし、勘違いしたらいかん”と…1人が思ったら、全員がそう思ってたと。明らかに誰よりもウケてたのに」と、審査員たちの意図を推測した。

 3人のうち1人は、大平サブローだったとい、番組終了後には楽屋に来てくれたという。「結果はああなったけど、一番おもろい」「絶対お前ら、このままやっていけば、くるから」などと褒めてくれ、トシは「すごいフォローして下さって」と振り返った。

 若き日の苦い思い出には、約30年経ての後日談があるという。昨年、サブローと会った際のこと。「サブロー師匠が、“俺、お笑いの終活してんねん。今までいろいろ嫌なこと言ったかな?っていうような後輩とか人、スタッフさんに謝って回ってんねん”って、たまたま営業で一緒になった時に俺らの楽屋に来て。“高3の時にな、あのオーディション番組。あれ、イエロー出してごめんな”って」。トシは恐縮しながら「“その後にいただいた、お前らおもろかったって言葉で救われましたんで、全然いいです”って」と返したことを明かしていた。

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