南野陽子 実行委員長務める関西演劇祭の表彰式出席「同じ演じる者として学びのある時間でした」

[ 2023年11月19日 17:36 ]

「関西演劇祭2023」でMVOに輝いた(前列)「PandA」の9人と、(後列左から)西田シャトナー、三島有紀子、板尾創路、南野陽子、野上祥子、岡田健
Photo By スポニチ

 「関西演劇祭2023」(11月11~18日)の表彰式が19日、クールジャパンパーク大阪SSホール(大阪市中央区)で開かれ、最優秀作品賞(MVO)に「PandA」(福岡)が輝いた。

 “つながる”がテーマで5回目を迎えた同演劇祭。フェスティバルディレクターの板尾創路(60)は「結果でなく、お祭り。皆とつながれた。こんなに楽しい1週間を過ごせたのが一番良かった」と感想を語った。

 初めて実行委員長を務めた女優の南野陽子(56)も「同じ演じる者として学びのある時間でした」と刺激を受けたようだ。MVO、ベスト脚本賞、ベストアクター賞を受賞した「PandA」には「演技力も演出も照明、音楽もすべてが受賞に値する作品。これからも続けて、素晴らしさを伝えてほしい」と賛辞を贈った。

 舞台上での総評で南野は受賞を逃した劇団員たちに向けて「今回、獲れなかった人の方が、次の頑張りにつながると思います。他のところで(賞を)狙ってください」とエールを贈り、会場の大爆笑をさらった。

 各賞は次の通り。
 ▼MVO 「PandA」(福岡)
 ▼ベスト脚本賞 高梨由(PandA)
 ▼ベスト演出賞 川村智基(餓鬼の断食)
 ▼ベストアクター賞 元山未奈美(演劇組織KIMYO)、山田だびんち(PandA)
 ▼審査員特別賞 「無名劇団」(大阪)
 ▼観客賞 「MousePiece―ree」(大阪)

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年11月19日のニュース