中野雅至氏 命がテーマの大阪・関西万博に期待も、維新色懸念「バトるほど特定政党のもののような色が…」

[ 2023年11月19日 17:17 ]

中野雅至氏

 神戸学院大現代社会学部教授の中野雅至氏(59)が18日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。工期遅れや会場建設費増などで批判が続出する2025年開催の「大阪・関西万博」について語った。

 大人一日券7500円(その他割引料金あり)とする入場料の適正価格について討論する中、中野氏は「結構批判されてるけど、(命輝く未来社会のデザインという)すごくいいテーマ。僕はやってほしいし、どんな展示物があるか見たい。命や健康…いろんな戦争も起こる中、命の価値を考えるいい機会になる」と語った。

 だが、「来場者3000万人ぐらいを想定してるでしょ?7500円では来ないんじゃない?特に東京からは」と推測。「(プロ野球・日本シリーズの)関西ダービーと同じ。こっちは盛り上がってるけど、東京は別に…っていう」と、温度差を心配した。竹田恒泰氏の「USJのチケットと合わせた2日間券をつくって1万2、3000円にすればいい」という意見には、「いいアイデアや!」と共感した。

 また、「気になってるのは維新、政治色がついちゃって…あれはもの凄く問題。いろいろバトってるけど、バトればバトるほど、特定の政党のもののような色がついて、もっとネガティブな要素になる」と指摘した。

 ジャーナリスト・須田慎一郎氏も「反維新勢力の政党やメディアは万博に対してきわめて批判的。足引っ張ろうとしている。本音は万博失敗すれば良いと思っている」と続いていた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年11月19日のニュース