「おかけんた・ゆうた」けんた 最後となった3年半ぶりの漫才は「愛おしくて愛おしくて幸せで」相方しのぶ

[ 2023年9月16日 14:48 ]

おかけんたインスタグラム(okakentaosaka)から

 お笑いコンビおかけんた・ゆうたのけんた(62)が16日放送のMBSラジオ「ますますハイヒール」(土曜後1・00)にゲスト出演。8月22日に脳出血のため61歳で亡くなった相方・ゆうた(本名=井元保則)さんとの最後の漫才を振り返った。

 けんた・ゆうたは、2020年頃からゆうたの体調が悪かったことから、2人での漫才の舞台から遠ざかっていた。ただ、亡くなる1週間前の8月15日に大阪・YES THEATERで行われた「よしもとお笑いライブ」で約3年半ぶりに漫才を披露。けんたは「ネタ合わせしてる時にネタ3本作ったけど、1番問題なのは5月ぐらいに(ゆうたさんが)自宅で転けたんですよ。腰打って歩行がおかしくて、ずっと杖持ってた」とゆうたが杖を使いながら歩行していたことから「漫才の稽古せんと歩行の練習しよ」とマイクまでの約5メートルの距離を歩く練習を繰り返し、本番に備えたという。

 ところが、当日、ゆうたが「杖を持ってけーへんかったんですよ」といい「多分、それに頼ったらアカンって彼の強い意志やと思うけど」と相方の心中を察した。そして、本番を迎え「最初、出て俺の肩持つんかな思ったら持てへんのですよ。パッて見たら普通に歩いてるんですよ」とゆうたが、杖も持たずけんたの肩も借りず自力で歩行したといい「後半は僕の肩を持ったんですよ」と途中から肩を貸して漫才を披露。「彼は今までそういう意味で言ったらプライド高いし、そういうこと言わへん子やったけど、“けんた君、肩借りていい?”って。その時初めてですよ。僕に甘える言葉言ったんは」と珍しくゆうたが甘えたと紹介。

 そして「僕の肩を持って漫才した時にすっごい愛おしくて愛おしくて幸せでね」と3年半ぶりの待ちわびた漫才が最後となったものの思い出に残っていると明るくしのんだ。

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