古市憲寿氏 日大アメフト部の大麻問題に私見「ある種、事態の収拾を図り過ぎた」

[ 2023年9月4日 11:15 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(38)が4日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。日大が1日、部員の違法薬物事件が起きたアメリカンフットボール部を同日から再度の無期限活動停止にしたとホームページで発表、8月31日付で学生寮も閉鎖したことに言及した。

 日大は8月5日にアメフト部を無期限活動停止処分にしていたが、「個人の犯罪」と判断し、5日後の10日に処分を解除していた。しかし、その後に学生寮が2度目の家宅捜索を受け、複数の部員が任意聴取されたとした上で「もはや個人の犯罪にとどまるところではなく、大学としての管理監督責任がより厳しく問われている状況。深く反省し、徹底的に調査する」とした。

 また、日大アメフト部が所属する一般社団法人関東学生アメリカンフットボール連盟は2日、10月1日に予定していた「参考試合」の中央大学-日本大学を中止とすると発表、日大の出場資格停止処分は継続されることになった。当該試合の中止に伴う他の試合の開始時間や会場の変更は、あらためて告知するとしている。

 古市氏は、部員1人だけ使ったという状況は考えにくいため、調査は必要だとしつつ「本当に何も知らない、何もかかわっていない部員が1番の被害者だと思うんで、そこのケアって必要だと思うんですね」と言い、「ある種、事態の収拾を図り過ぎたというか、本当はそこは構造的にちゃんと関係性とかを含めて時間をかけて調査を、もともとした方がよかったのかも知れないです」と話した。

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