「世界王者でも食えてない」 亀田史郎氏と大毅氏が明かす驚きのボクシング界金銭事情 “別格”の3人とは

[ 2023年8月8日 19:36 ]

亀田大毅氏
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 ボクシング元世界2階級王者の亀田大毅氏(34)とボクシングトレーナーでユーチューバーの父・亀田史郎氏(58)が5日深夜放送のMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」(金曜深夜0・20)に出演。ボクシング界の金銭事情について明かす場面があった。

 2015年に現役を引退し、現在はボクシングジム「KWORLD3」の会長を務める傍ら兄・興毅氏とボクシングイベント「3150FIGHT」を手掛ける大毅氏。「ボクサーが稼げるような舞台を俺らで作ろうと。3150FIGHTに出たいっていうボクサーが全国にいっぱいいるんです」と説明した。

 番組MCのお笑いコンビ「かまいたち」山内健司が「実際にボクサーの方で食えるラインって何回戦ぐらい?」と質問すると、「世界チャンピオンぐらいじゃないですか」と大毅氏。しかし史郎氏によると「世界チャンピオンでも食えてない」そうで、大毅氏も「今でいうと食べれてるのは井上尚弥、ちょっと前に引退したけど村田(諒太)さんとか井岡(一翔)」と驚がくの事情を明かした。

 山内と濱家隆一が驚きの表情を見せると、史郎氏は「日本は世界チャンピオンになってのファイトマネーがだいたい3000万円、1試合のベースが。それじゃ食えんよ」と説明。大毅氏は「下の階級やったら3000万も貰われんし。相手の世界チャンピオンを呼んでこないといけないしその人にもファイトマネーを払わないといけない。それを全部こうしていると3000万なんか残らない」と厳しい現状を訴えた。

 自身は網膜剥離のため26歳で引退を余儀なくされた。「引退して1000万、2000万しか残らないような業界にチビッ子たちが来るか?と。それだったら野球やるやろうと」と熱弁し、「だから自分はボクシングに恩返しをしたい。僕ができるのは今おるボクサーを底上げすること」と語っていた。

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