日大、昨年アメフト部員が大麻自己申告していた 「ビリギャル」塾長が対応を疑問視「すぐ報告すべき」

[ 2023年8月8日 15:59 ]

坪田信貴氏のツイッター(@NobutakaTsubota)より

 「ビリギャル」の恩師として知られる進学塾塾長の坪田信貴氏が8日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、日大アメリカンフットボール部員の薬物事件を受けて日大の会見で発覚した事実についてコメントした。

 警視庁薬物銃器対策課は、覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)の疑いで部員の北畠成文容疑者(21)が逮捕。日大側は逮捕を受け、同部の無期限活動停止を発表。林真理子理事長、酒井健夫学長に加え、寮の家宅捜索に立ち会った澤田康広副学長がこの日、会見を開いた。

 会見で酒井学長は、昨年11月の調査で、7月にある部員が大麻を吸ったことを自己申告したものの、時間がたっていて警察も犯罪性を立証できず、大学側も厳重注意に留めていたと説明した。

 結局、その後、逮捕者が出る事態に発展。坪田氏は「1人自主申告していて、そこの時点ですぐ報告したり、調査、持ち物検査をするべきだったのではないかなと思いました」と、大学側の対応を疑問視した。

 会見では6月末、7月6日と続けざまに、警察側から部内の大麻使用の疑惑を指摘する通達があり、7日に大学がヒアリングや部員の手荷物などの調査を開始。同18日には林理事長のもとに、父兄から情報提供の手紙も届いたと報告した。

 2018年には悪質タックル問題で活動停止処分を受けており、再起をかける部で起きた刑事事件。坪田氏は「これまでさんざん不祥事があった部活内で、そういうことがあったら、当たり前ですけど、もう1回保護者が言ってきたから、手紙が来たからやることにしましたというのがおかしな話だなと思いました」と首をかしげていた。

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