古市憲寿氏 部活後の中学生が熱中症の疑いで死亡「真夏の部活は原則禁止になるくらいしないと」

[ 2023年7月31日 13:52 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(38)が31日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。山形県米沢市教育委員会が30日、同市の女子中学生(13)が部活動からの帰宅中に熱中症の疑いで死亡した事案を巡り記者会見したことに言及した。

 米沢市教育委は、会見で部活中は気温や湿度から算出する「暑さ指数」を測っていなかったと明らかにした。日本スポーツ協会の指針では、指数が高ければ「厳重警戒」「運動は原則中止」などとなっている。市の熱中症対応ガイドラインにも「暑さ指数計による現況把握が必要」と明記してあった。

 市教委は、ガイドラインの周知徹底が十分ではなかったとの認識を示した。部活中の女子生徒は特に異常がなかったと説明。顧問が付き添い、休憩や水分補給も行っていたという。何の部活かは公表しなかった。土屋宏教育長は「命を守ることができず申し訳ない」と陳謝した。

 古市氏は「プロの運動選手もドームの中や、もしくは夜間とか涼しい場所でやっているわけですよね。なのに子供たちが昼間に運動するというのはおかしいと思うんですよ」と言い、「特に部活に関しては、この真夏の部活は原則禁止になるくらいしないと日本は変わらないと思う。大会とかもあるし、いくら暑さ指数に気を付けろって言っても、子供とか学校は頑張っちゃうと思うんです。そもそも仕組み自体を変えないといけない。夏の部活はやめましょうって日本全体で変えるぐらいしないと、またこういう不幸な事故が起きちゃうんじゃないかなと心配ですね」と見解を述べた。

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