古田敦也氏 大谷翔平への賛辞が止まらない!世界一の逸材「僕が生きてる間はもう出てこない」

[ 2023年7月27日 12:14 ]

古田敦也氏
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 元ヤクルト監督で野球評論家の古田敦也氏(57)が26日深夜放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。エンゼルス・大谷翔平(29)の逸材ぶりを熱弁した。

 MCのかまいたち・濱家隆一から世界一と思う選手を聞かれると、「そらダントツで大谷。あんなヤツはいませんよ。多分、僕が生きてる間は(大谷級の選手は)もう出てこないですよ」と即答。「大谷、近くで見たことあります?1回見に行ったほうがいいですよ。めーっちゃデカイですよ。ここ(肩)の盛り上がりとかもすごい」と強調した。

 一番の凄さを聞かれ「それを言うと、全部凄すごい。タフだし、楽しそうにやって、笑うだけで世界中の人をハッピーにさせてる。そんなアジア人なかなかいなかったでしょ」と評価。「チャーミングでいて、人が届かないとこまで打つ。WBCでフリーバッティング見ましたけど、40、50億もらってるスーパースターたちがみんな見に来て“すごいなあ”って言ってるんですよ」と語った。

 古田氏目線で投打どちらが凄いのかを問われ、苦悶の表情。「これはねえ…ほんとに両方凄いんですよ」と決めかねた。「160キロ投げる投手はアメリカでも少数。先発で100マイルは少ない」と解説した。

 大谷の球を「捕ったことがない。捕りたいですねえ」と元名捕手としての本音をのぞかせた古田氏。WBC決勝で大谷とバッテリーを組んだヤクルトの中村悠平捕手に、「(大谷の球は)“どうやった?”って一番最初に聞きましたもん」と明かした。「160キロ(の投手)なんてコントロール悪いんですよ。でも大谷は大体の所に来る。ほんとすごい」と制球力も称賛。「人も良いんですよ。報道陣があれだけいると僕らも寄っていけない。松坂と隅っこに立ってると、わざわざあいさつに来てくれる」と語った。

 プロ入り当初からここまでの逸材と思われていたかという山内健司の問いには、「ここまでかは彼の努力次第でね。あれだけ体も大きくなったし」とした上で、「1年目からフリーバッティング見せてもらってたけど、バックスクリーンにバンバン放り込んでたし、150キロ平均でバンバン投げてた」と回想した。

 当時の日本ハム監督で、古田氏のヤクルト時代の先輩・栗山英樹氏から「フル…どうしたらいいかな」と、大谷の扱いを相談されたエピソードも明かした。「“栗さん、あのフリーバッティング見たら絶対バッターだし、あの投球みたらピッチャーですから。両方やるしかないですよ”って言った」と振り返り、「最初は迷われてましたね。それは本当にどっちも良すぎて。当時から、あんなヤツ今までいなかった」と、大谷への賛辞が止まらなかった。 

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