「らんまん」世界を驚かせろ!万太郎ついに田邊教授に認められる ネット「初代教授の看板は伊達じゃない」

[ 2023年7月27日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第84話。田邊教授(要潤・右から2人目)は万太郎(神木隆之介・右から3人目)に…(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は27日、第84話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第84話は、万太郎(神木隆之介)は水生植物「ムジナモ」を植物学教室へ持参。徳永助教授(田中哲司)や大窪(今野浩喜)たちが興味津々の中、田邊教授(要潤)はそれが日本で未発見の食虫植物だと万太郎に教え、論文と植物図を書いて世界への報告を命じる。万太郎は田邊に認められたい一心で、夢中になってムジナモの研究を開始。そんなある日、ムジナモが…という展開。

 田邊はコーネル大学留学中に読んだダーウィンの本に、ムジナモの記載があったことを覚えていた。ダーウィンも魅了したという「この植物が世界で初めて発見されたのは、インド、そしてヨーロッパの一部とオーストラリアでしか発見されていない。それがこの日本で発見されたとなれば、大いなる発見だ。発見が報告されれば、世界中が驚くだろう。ミスターマキノ、論文を書け。見つけた者が報告する、当然だろう。論文には、植物画を付けろ。この植物画はまだ見たことがない。日本の発見報告と植物画、これらが揃えば、世界中の植物学者が必ず注目するはずだ。ミスターマキノ、やれるな」――。

 万太郎は「はい!」「田邊教授、ほんまにありがとうございます。心からお礼申し上げます。渾身の力で、書かせていただきます。ほんまにありがとうございます」と力強く誓った。徳永は万太郎の肩に手をやり「教授がおまえに、世界への花道を架けてくださった。この感謝を、忘れるなよ」――。

 田邊から「素人」「虫けら」呼ばわりされた万太郎が、ついに認められた。

 SNS上には「おぉ、田邊教授の良心が出てきた」「あの田邊教授が万太郎に論文を書けと持ち掛けた!これは正直、予想外だった」「いいなぁ、田邊先生の知見のポテンシャルを見せてくれて。初代教授の看板は伊達じゃない」「これは田邉の善意なの?信じていいの?」「田邊教授は本当に複雑で興味深い。万太郎にムジナモの研究と論文の執筆を許した途端に、咲くはずのない花まで咲かしちゃった彼にまた嫉妬の炎がメラメラ…してるのか、あいつには勝てないと諦めの境地に至ったのか。要潤氏がとにかく素晴らしい!」などの声が上がった。

 その夏、万太郎はムジナモ研究を続けながら「日本植物志図譜 第三集」を刊行。波多野(前原滉)藤丸(前原瑞樹)と談笑中、ムジナモの開花に気づいた。万太郎の偉業を見つめる田邊の表情は…。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年7月27日のニュース