王位戦開幕!藤井王位、23手目に1時間3分長考 戦型は佐々木七段戦初の横歩取り

[ 2023年7月7日 12:51 ]

王位戦第1局に臨む藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太王位(20)=王将、名人、竜王、叡王、棋王、棋聖含む7冠=に佐々木大地七段(28)が挑む第64期王位戦7番勝負第1局は7日午前9時、愛知県豊田市の豊田市能楽堂で1日目が始まり、振り駒の結果、先手は藤井に決まった。藤井は初手で飛先の歩を突くと、佐々木は角道を開けた。さらに13手目、藤井が飛先の歩を交換した飛車で横歩まで取り、戦型は横歩取りに決まった。

 両者は棋聖戦でも5番勝負の最中で、3日に静岡県沼津市で第3局を指し、藤井が2勝1敗と4連覇へ王手をかけた。対戦は今回が8度目で過去7局の内訳は、相掛かりが5局で角換わりが2局。横歩取りは初めてで、1日目午前から一手一手慎重に読み合う展開になった。

 午前12時30分からの昼食休憩までに25手進み、序盤の駒組みが続いている。藤井が交換した角を再度設置した23手目に1時間3分考えたため、8時間の持ち時間から消費時間は藤井が1時間57分、佐々木は1時間16分と差がついた。

 午前10時のおやつは藤井がテリーヌ~しっとり濃厚~とアイスコーヒー、佐々木はとよた抹茶ロール~口どけ抹茶ロールケーキ~とホットコーヒー。昼食は藤井が飛騨牛のオムハッシュドビーフと豊田市産新玉葱のパリソワールスタイル、アイスティー、佐々木は日間賀島産の蛸飯と蕎麦寿司、緑茶。対局は午後1時30分から再開される。

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