永山絢斗被告は300万円 保釈保証金とは… 被告人の職業、財産、事件の性質を考慮して決定

[ 2023年7月7日 20:02 ]

保釈された永山絢斗(撮影・篠原岳夫)
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 6月16日に大麻取締法違反容疑で逮捕され、今月6日に起訴された俳優の永山絢斗被告(34)が7日、勾留先の警視庁原宿署から保釈された。永山被告の弁護人が6日に東京地裁に保釈請求していた。

 保釈保証金は300万円。

 2020年3月に覚せい剤取締法違反と医薬品医療機器法違反の罪で起訴された歌手槇原敬之(同年8月に懲役2年、執行猶予3年の有罪判決)の保釈保証金は500万円。同年9月に大麻取締法違反(所持)罪で起訴の俳優伊勢谷友介(同年12月に懲役1年、執行猶予3年)も500万円だった。

 金額は保釈後、被告人が逃亡することがないように「返してもらわなければ困る」金額を裁判所が被告人の職業、財産、事件の性質を考慮しながら、被告人に合わせて決める。過去の薬物事案では、人気歌手が700万円を支払った例がある。

 日本の保釈保証金で史上最高額は、食肉卸大手「ハンナン」グループによる牛肉偽装事件で、詐欺罪などに問われたハンナン元会長が2014年に支払った20億円。

 また、過去最高の没収金額とみられるのが、日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告の15億円。同被告がレバノンに逃亡したため、20年1月、東京地裁が19年12月に納付していた保釈保証金を没収する決定をした。

 

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