浜田敬子氏 大阪万博建設費、当初の1・8倍の2300億円「予算が増えるだけでなく負債も抱える可能性」

[ 2023年10月4日 11:22 ]

テレビ朝日
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 フリージャーナリストの浜田敬子氏が4日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。建設費の上振れが指摘される2025年大阪・関西万博についてコメントした。

 建設費は、当初は約1250億円だったが、その後、1850億円に膨れ上がり、関係者によると、さらに2300億円程度に増えるとみられる。会場建設費は国、大阪府・市、経済界で3分の1ずつ負担する仕組み。3分の2が税金で賄われることになる。

 1250億円から1800億円に増えた2020年に当時の井上信治万博担当相(衆院東京25区)は「今回の金額は上限」、大阪府・吉村洋文知事も「これが増加の話としては最後」としていた。さらに上積みされて2300億円となる現状に、吉村知事は9月28日の会見で「建設費という意味では、ここが最後」と話している。

 浜田氏は、これまでの報道として「私、びっくりしたんですけど、政府が全額出資する日本貿易保険が8月に海外の発注元が建設代金を支払わなかった場合の代金の9割以上を保証するゼネコン向けの保険を設けたって、それくらい高額になりすぎると払えないというケースが出てくる可能性がある」と指摘。「そうすると、まさに予算が増えるだけでなく負債を抱え込むっていう…本当に開催してどうするんだろうなって。誰のためなんだろうなって本当に思います」と自身の見解を述べた。

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