スリムクラブ、M-1の感動秘話 「これはもう死ぬな」絶不調の真栄田を励ました内間の言葉とは

[ 2023年9月27日 17:32 ]

「スリムクラブ」の真栄田賢(左)と内間政成
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 お笑いコンビ「スリムクラブ」が26日深夜放送の読売テレビ「にけつッ!!」(火曜深夜0・54)にゲスト出演。「M-1グランプリ2010」出場の際のエピソードを語った。

 内間政成は沖縄時代、心を閉ざしていた。相方の真栄田賢によると、両親が厳しく「母ちゃんが、愛だと思うんですけど、ちょっと過保護で…野球をしたいと言っても、『不良がやるもんだからダメだ』」と禁止されたという。

 「感情を出すことが悪いことだと思っていた」という内間は、「大学の就職活動で、やりたい事がわからなくなって、じゃあ…」とお笑いの道に進んだと語る。

 心を閉ざすことの悪影響について、「ちっちゃい頃は、大人になったら感情を出そうと思っていた」が、「大人になっても出せない」と告白。「気をつけてくださいよ!」と呼びかけた。

 今では天気の心地よさなど、「当たり前の感情を出すことが大事」だと気づいた内間。しかし、酔うとさらに解放したい欲求に駆られ、熱々の鉄鍋でも手づかみで食べ始めるという"悪癖"を明かした。

 そんな内間に、真栄田は助けられた経験があるという。2010年のM-1グランプリで、開始間際、勝負にかけるプレッシャーのあまり極度の緊張に陥った真栄田。「これはもう死ぬな」と、バイオリズムの不調を感じ取ったという。

 そんな時、内間が真栄田の肩を叩き、「真栄田さん、今までありがとうございました」と話しかけた。その重すぎる言葉に、真栄田は「解散するのかな?」と最悪の事態を想像したという。

 内間は、「ここまで感情を出せるようになって、自分がポンコツなのはわかってます」「ネタを書いてもらって、本当にお礼が言いたかった」と続けつつ、「真栄田さん、今日調子悪そうですね」と相方の不調を見抜いていた。

 そして「実は僕今日、絶好調です。すべて僕に任してください」と自信たっぷりに宣言。「今日真栄田さんがスベってみんなが笑ってなくても、僕だけは目の奥で笑っているので、僕だけを見ていてください」と励まし、真栄田は思わず涙したという。
 
 真栄田は同大会で審査員を務める松本人志の大ファン。そこで内間は、「松本さんを見たら緊張するので、絶対見ないでください」と注意しつつも、MCの上戸彩については「上戸さんはちょっとだけ見てもいいです」と助言したと語った。

 このエピソードにケンコバは、「めちゃくちゃいいアドバイスやん」と感動。ジュニアも「へ~すごいな、泣きそうになるな!」と感心していた。

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