ミュージカル「バケモノの子」が大阪で12月10日開幕 田中彰孝「皆に憧れられる熊徹にしたい」

[ 2023年9月5日 19:29 ]

ミュージカル「バケモノの子」への意気込みを語る劇団四季の(左から)田中彰孝、大鹿礼生、菊池俊
Photo By スポニチ

 大阪四季劇場で12月10日に開幕するミュージカル「バケモノの子」(来年5月25日まで)の取材会が5日、大阪市内で行われ劇団四季の田中彰孝(たなか・あきたか)ら主要キャスト3人が意気込みを語った。

 東京・渋谷の「人間界」と「バケモノ界」をつなぎ孤独な少年の成長を描く冒険活劇で2015年にアニメ映画として公開、大ヒットした作品のミュージカル化。昨年4月に東京で開幕し11ヵ月で約23万人を動員、劇団オリジナル史上最高のヒットを記録した。

 今年1月まで16年半「ライオンキング」のシンバ役を担ってきた田中は“バケモノ”熊徹(くまてつ)役に「まったく違う役どころに、東京では無理をしたことがたくさんあってヘトヘトになることもあったけど、大阪ではいい意味で力を抜いて、皆に憧れられる熊徹にしたい」と力を込めた。

 「単なる映画の舞台化というだけでなく、劇団四季らしさも感じてもらえる。映像を舞台にしてビックリさせる自信はあります」と胸を張った。

 熊徹と心を通わせる少年役の大鹿礼生(おおしか・らいき)は「オリジナルなので、スムーズに音楽と言葉が入ってきやすい」。一郎彦役の菊池俊(きくち・しゅん)は「やっているうちにどんどん進化し続ける舞台。殺陣には自信があるので、東京公演より進化したものがお見せできると思う」と笑顔でアピールした。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年9月5日のニュース