がーどまんの“税金トラブル”について会計事務所が反論「税務申告を怠った事実はございません」

[ 2023年7月12日 15:22 ]

「チャンネルがーどまん」のがーどまん
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 「サムライ会計事務所」の公式サイトが10日に更新。人気ユーチューバーグループ「チャンネルがーどまん」のがーどまん(24)との“税金トラブル”について声明を発表した。

 がーどまんは6月30日、事務所「Carry On」からの退所を発表。理由について、事務所から紹介された税理士が納税を担っていたはずが、その税理士の不手際で申請が漏れていたといい、がーどまんの自宅と実家に「120人」規模の捜査体制で国税の査察が入る事態となったという。「自分はCarry Onに紹介された税理士にお金も払ってたのに」と説明、数千万円に及ぶ延滞税が徴収されたとして、事務所への不信感や憤りを涙ながらに語った。

 そして7月10日、「Carry On」とがーどまんは双方で和解を発表したが、がーどまんから名指しで批判された「サムライ会計事務所」は税務申告を怠った事実はないとして、声明を発表した。

 以下、全文。

 当会計事務所に関連する報道について、クライアントその他関係者の皆さまへご不安とご心配をお掛けしておりますことをお詫び申し上げますとともに、下記の通りご報告致します。

 当会計事務所と顧問契約をしていました法人とその代表者(以下「この方」といいます)に対して、国税局査察部による調査が開始されたと報道されております。

 この国税局査察部による調査に関連して、この方の税務申告を当事務所が怠った旨の情報がインターネット上で流されております。このような事実はございません。その事実関係について、ご説明申し上げます。

 この方とは、確かに、顧問契約を締結しておりました。しかしながら、令和3年1月8日を最後に顧問料等の費用は頂くことはなく、更に、税務申告に必要な資料提供がないことから令和3年度、また、令和4年度の、2期の法人税申告はできませんでした。

 当事務所代表税理士の新型コロナウイルス感染による入院、また、当事務所内で同ウィルスによるクラスターが重ねて発生した事情を背景とした、新型コロナウイルス感染症を理由とする申請期限延長制度を利用し、遅れている令和3年度、令和4年度の税務申告を行い、税務申告の遅れを取り戻すことを、この方にご提案させて頂きました。しかし、その後も税務申告に必要な資料を頂けない上、費用も一切頂けなかったことから、この方が当事務所にご依頼する意図がないものと判断し、令和5年2月9日付で税務顧問契約解消に関する合意書を締結し、この方との顧問契約を解消致しました。

 この方に、国税局査察部による調査が入りましたのは、令和5年4月であり、顧問契約解消後でした。また、令和3年度、令和4年度の税務申告ができなかったのは、申告に必要な資料を頂けず、また、費用も頂けなかったことに理由がありました。この方の税務申告が可能な状況で、当事務所が税務申告を怠った事情は一切なかったこと、以上のとおりです。

 なお、当事務所担当者が、「幾ら支払えば許して貰えるか」等発言した録音が、インターネット上で情報として流れています。この点、この方ではありませんが、その関係者と称する人から、この報道された件について当事務所として莫大な金銭を請求されたことがありました。よって、当事務所としては、刑事告訴を検討するなかで、必要があって発言したものであり、当事務所の非を認めたものではないこと、以上のとおりです。

 以上が、報道されております内容に関連する事実です。

 当事務所と致しましては一層コンプライアンス及び所内管理強化に努める所存です。

 本件について、当事務所及び当事務所代表税理士への誹謗・中傷に対しましては今後法的措置も検討してまいります。また、本件に対するご質問・ご連絡はお控えいただきますよう、お願い申し上げます。

 改めましてこの度はクライアントその他関係者の皆さまへご不安とご心配をお掛けしておりますことをお詫び申し上げますとともに、当事務所に対する、引き続きのご支援、お願い申し上げます。

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